はじめに
今回『α6700』で運動会の撮影をしたのですが、動画が途中で熱停止してしまいました。
普段動画撮影しないので失敗してしまいました・・・
みなさんに失敗して欲しくないのと、自分自身の備忘録として記事を書いていきます。
今回熱停止した設定と状況はこちらになります。
熱停止を予防する対策
『α6700』の熱停止を防ぐ対策を調べてみました。他のカメラでも参考になると思います。簡単に出来るので是非やってみて下さい。
1.自動電源OFF温度を「高」にする
まず最初にする設定は、カメラの自動電源OFF温度を「高」にすることです。これで電源が落ちるまでの時間を伸ばしてくれます。設定の仕方は次の通りになります。
- step1MENU→(セットアップ)→[電源オプション]を選択きじとら
メニューの一番下になります!
- step2[自動電源OFF温度]を高にする
- step3アラートが出るので確認をする
[自動電源OFF温度]が[高]のときのご注意
- 手持ちで撮影せずに三脚などをご使用ください。
- 手持ちで長時間ご使用になると低温やけどの原因となる可能性があります。
今回[高]にしていましたが、熱停止を防げませんでした・・・
2.液晶モニターを展開する
撮影時に液晶モニターを本体から離すと熱がこもりにくくなるようです。
バリアングル液晶やチルト液晶を本体から離すだけでOKです!
知らなかったので、液晶モニターをカメラにつけてしまっていました・・・
3.日陰で撮影する
カメラが熱を持つ原因としては、”カメラ自身が発する熱”と”外部からの熱”があります。特にカメラが直射日光を浴びると熱を持ってしまいます。
今思えば、動画撮影開始時点でカメラが熱かったです・・・
対策としては、日陰で撮影することです。木陰に入ったり、日除けテント・日傘を使えるとベストです。ただし、カメラ席などが決まっていて日傘をさすのが難しい場合は、このような商品もあるようです。
また、『ホットシュー傘』というカメラにつけるミニ傘のような商品や『カメラ用冷却ファン』もあるようです。
みなさん悩んでいるんですね。
4.4K60Pから30Pに変更する
最後の対策としては記録フレームレートを30Pに変更することです。やはり30Pと60Pではカメラへの負荷がかなり違うみたいです。
冷房の効いた室内でしたら60Pでも問題ないかもしれませんが、今回のように炎天下でやり直しが効かない状況の場合は30Pでの撮影が無難かもしれません。
私の場合は家族の記録なので30Pで十分かもしれません。
最後に
今回は『α6700』の熱対策の話をしていきました。動画を撮影する人にとっては「そんなの常識だよ!」という話だったと思いますが、スチール撮影メインの方に参考になればと思い記事にしてみました。
「『α6700』はコンパクトなボディに機能を詰め込んだ分熱に弱いのかな」というのが個人の感想です。今後は適度に休ませたり、紹介した熱対策をしながら撮影していきたいです。
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