はじめに

見て見て!庭のアジサイを撮ってみたよ!

絞り値:F/5.6 露出時間:1/125 ISO:100 焦点距離:35mm(35㎜換算:52㎜)露出補正:0

よく撮れてるね!
他にも色々な撮り方を紹介するよ!
上の写真はアジサイをカメラのオートモードで撮影したものです。このままでもキレイですが、カメラの設定や構図を工夫すると一味違った写真になります。



アジサイ撮影のコツ
初心者にオススメのアジサイ撮影のコツは次の8選になります。1つだけ取り入れるのはもちろん、複数取り入れてみてもOKです。
- 標準域~望遠で撮影する
- アップで撮影する
- ホワイトバランスを変更する
- 露出補正を変更する
- 構図を変えて撮影する
- 前ボケを意識して撮影する
- 広角で撮影する
- 雨の日に撮影する
1.標準域~望遠で撮影する
最初は標準域~中望遠画角(50㎜~100㎜程度)で撮影してみましょう。
- 余計なものが入らないので背景整理がしやすい
- 一眼レフならではの背景ボケを楽しめる
といったメリットがあります。
2.アップで撮影する
花や葉をアップにして撮影してみます。
- ボケを楽しめる
- よりキレイに咲いている花を選べる
といったメリットがあります。

絞り値:F/2.8 露出時間:1/1250 ISO:100 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:0

背景がボケてる!

F値の小さいレンズを使ったり、被写体に近づくとさらに背景をぼかせるよ。
3.ホワイトバランスを変更する
先ほどの写真はホワイトバランスを「太陽光」にして撮影していますが、同じ構図で「電球色」にしてみました。ずいぶん雰囲気が変わったと思います。

絞り値:F/2.8 露出時間:1/1250 ISO:100 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:0

さっきと全然違う!

電球色にすると全体的に青みがかった色に出来るよ。
4.露出補正を変更する
露出補正を変更すると簡単に写真を明るくしたり暗くしたりできます。
花の撮影は少し明るめ(+1程度)にするのが基本になりますが、雨の日の撮影で暗めにするとしっとりとした雰囲気に出来ます。。
5.構図を変えて撮影する
先ほどの写真を同じ設定のまま下からあおるように撮影してみました。角度を少し変えただけですが印象が変わったと思います。被写体と背景の距離を離すことで「抜け感」のある写真になっています。

絞り値:F/2.8 露出時間:1/1250 ISO:100 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:0
6.前ボケを意識して撮影する
構図の話と似ていますが、前ボケを活用すると写真に奥行が出ます。前ボケとは撮りたい被写体の手前のものをぼかす手法で、これで写真に立体感を出すことができます。今回は、オリーブの木のすき間から撮影してみました。ここでF値を調整するとボケ具合をコントロール出来ます。

絞り値:F/2.8 露出時間:1/800 ISO:100 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:-1

簡単そう!
やってみる!

ポイントはオートフォーカスをアジサイに合わせること。
手前の木にピントが合わないように注意!
7.広角で撮影する
これまでは望遠側で撮影していましたが、広角側でも撮影できます。広角側で撮影する時は、「アジサイ」「+α」を狙うと面白い写真が撮れます。今回はアジサイ+太陽を撮影しました。

絞り値:F/14 露出時間:1/60 ISO:250 焦点距離:16mm(35㎜換算:24㎜)露出補正:0

太陽をウニウニさせるにはどうするの?

F値を上げれば(絞れば)OK!
F値を下げたら太陽がぼんやりするよ。

絞り値:F/2.8 露出時間:1/640 ISO:100 焦点距離:16mm(35㎜換算:24㎜)露出補正:0
8.雨の日に撮影する
基本的に花は晴れた日に撮影する方がキレイに撮れます。しかしアジサイには雨も似合います。是非雨の日に撮影してみて下さい。

絞り値:F/5.6 露出時間:1/50 ISO:250 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:0

アジサイといえば雨のイメージ!
最後に
今回は『α6700』と『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』の組み合わせで撮影しました。『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』は標準域のズームレンズで広角から望遠まで幅広く撮影出来ます。さらに焦点距離全域で解放F値がF2.8で固定の為使い勝手が抜群です。
他にも広角レンズや単焦点レンズを使用すると違った雰囲気の写真になります。
今回はアジサイを撮影しましたが他の花でも応用出来ます。是非素敵な花を撮影してみて下さい。
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