- PLフィルターとは
- PLフィルターとCPLフィルターの違い
- PLフィルターの使い方
- 別府弁天池での作例
はじめに

『PLフィルター』って何?
フィルターに1万円以上かかると高い気がする・・・

一見高そうだけど、それだけの価値は十分あるよ!
今回初めてCPLフィルターを購入したので使い勝手をレビューしていきます。今回購入したのはNiSiの『True Color CPL』になります。
また、今回出てくる記事の写真は全て『α6700 [ILCE-6700]』と『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』の組み合わせで撮っています。
PLフィルターについて
『PLフィルター』についての基礎知識を説明していきます。
- PLフィルターの選び方
- PLフィルターの使い方
- PLフィルターの効果
- PLフィルターの注意点
PLフィルターの選び方
PLフィルターには『PLフィルター』と『CPLフィルター』があります。違いについてはNiSiのページに詳しく説明してあったので引用させていただきました。
Q. 「PL」と「CPL(サーキュラーPL)」の違いは何ですか?
A. CPL(サーキュラーPL)は、通常の「PL」に1/4λ位相差板を組み合わせたものとなります。
一眼レフカメラは、レンズを通った光がハーフミラーによって、ファインダーに導かれる光と、ピント合わせや測光に使われる光とに分岐されます。この機構のカメラに「PL」を使用すると、ハーフミラーの光を分岐させる機能に干渉が起こり、AFや測光機能が作動不良になります。
一方、CPL(サーキュラーPL)の場合、偏光膜を通過した直線偏光が位相差板を通過すると、円を描くように回転する光(円偏光)に変化します。これによりカメラのハーフミラー及びローパスフィルターへの機能干渉を避けることができ、露出計やオートフォーカスを正常に動かすことができます。
「PL」と「CPL」では反射を除去する効果はどちらも同じです。引用元:NiSi

なんか難しい・・・

とりあえずAFが使える『CPLフィルター』を選んでおけばOK‼
現在市販されている『PLフィルター』のほとんどは『CPLフィルター』のようです!
PLフィルターの使い方
『PLフィルター』ですが、ただ付けているだけでは効果がありません。フィルターを回転させる事と効果が出る画角で撮影する事で最大限の効果を得られます。
- フィルターを回転させる
- 効果が出る画角で撮影する
フィルターを回転させる
『PLフィルター』をつけた状態でフィルターをくるくる回すと水面の反射や色味が変化します。これで自分好みの状態になったら撮影します。
余談ですが、こういう時にファインダーや背面液晶の性能がいいカメラだと見やすくなります。
効果が出る画角で撮影する
『PLフィルター』には効果的な角度があり、水面に対しては40度前後、太陽に対しては90度が効果的です。
水面に対しての40度は立った状態で撮影すればそのくらいの角度になるので、さほど難しくないと思います。
太陽に対しての90度というのが一見難しそうですが、順光と逆光を避ければOKくらいの感覚で大丈夫です。昼間の撮影では太陽が真上にくるのでさほど気にしなくても大丈夫そうです。
PLフィルターの効果
『PLフィルター』の効果には反射除去効果と色彩コントラスト効果があります。
- 反射除去効果
- 色彩コントラスト効果
同じ条件でフィルターありとフィルターなしで撮影してみたのでご覧ください。
- JPEG
- ホワイトバランス:オート(ホワイト優先)
- ピクチャースタイル:ST or FL


フィルターをつけることで水面の反射が抑えられています。ピクチャースタイルは“ST”です。


フィルターを付けると緑色が濃く出ています。ピクチャースタイルは“FL”です。
PLフィルターの注意点
『PLフィルター』には反射を抑える効果がありますが、とにかく反射を抑えればいいというわけではありません。
例えば、逆さ富士を撮りたい時には水面を反射させたいように、被写体によって自分好みの反射にコントロールできるのが『PLフィルター』の最大のメリットになります。
『別府弁天池』で撮影してみた感想
いよいよ『PLフィルター』を実際に使ってみました。今回は『別府弁天池』で撮影してみました。
『別府弁天池』とは
『別府弁天池』は山口県美祢市にあって、日本名水百選に選ばれた池になります。透明度がとても高く、見る角度によってエメラルドグリーンにもブルーにも見えます。また、入り口に蛇口があり水を持ち帰ることが出来ます。

行く時は空のペットボトルを持っていくといいね!

『PLフィルター』の効果を調べるのにピッタリ!
作例
『別府弁天池』で撮影した写真を載せています。初めての『PLフィルター』なので上手く撮れてはいませんが、雰囲気だけでも楽しんで下さい。

絞り値:F/8 露出時間:1/60 ISO:100 焦点距離:55mm(35㎜換算:82㎜)露出補正:0

絞り値:F/8 露出時間:1/60 ISO:160 焦点距離:16mm(35㎜換算:24㎜)露出補正:0

絞り値:F/8 露出時間:1/125 ISO:100 焦点距離:42mm(35㎜換算:63㎜)露出補正:0

絞り値:F/2.8 露出時間:1/60 ISO:125 焦点距離:54mm(35㎜換算:81㎜)露出補正:0
その他うれしい効果
『PLフィルター』を購入する前は、風景写真に使うイメージでした。もちろん風景写真にも使えるのですが、反射を抑える効果が、物撮りやガラスのショーケース内の商品撮影にも使えます。
私自身、学校で子供の掲示物の写真を撮る機会があったのですが、蛍光灯や太陽光の反射を抑えることが出来ました。
まとめ
これまでも『PLフィルター』の存在は知っていましたが、値段が1万円以上することもありなんとなく避けていました。しかし、NiSiの『True Color CPL』を購入してコントラストの違いに驚きました。
思ったような色味にならないと悩んでいる人にぜひ試してみて欲しいです!
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