私は3人子供を持つサラリーマンです。
普段は子供・猫・旅行などのスナップ写真を撮っています。
今使っているカメラとレンズは以下の通りです。
- EOS RP
- RF24-105mm F4-7.1 IS STM(現在は売却)
- RF24-105mm F4L IS USM (2023年4月に購入)
- RF50mm F1.8 STM
今回『EOS RP』を買ってみて思った以上に満足度が高かったので紹介していきます。
初めに
突然ですが、私が当初欲しかったカメラはキヤノンの『EOS R6』です。
しかし、『EOS R6』と標準的なズームレンズである『RF24-105 F4 L IS USM』を同時に買うと40万円を超え予算オーバーでした。
また、『RF50mm F1.8 STM』という安い単焦点レンズとの組み合わせでは30万円で手に入りますが、ズームレンズがないので選択肢として入りませんでした。
その時の選択肢は、
- お金を40万円貯める
- 今あるお金で買える『EOS RP』を買う
の2択でした。
結論としては『EOS RP』を買ってよかったと思っています。
今回は、その理由について紹介します。
次に私のカメラ歴を紹介しますが、長くなるので『EOS RP』について早く知りたい方はこちらからご覧ください
私のカメラ歴
まず最初に私自身のカメラ歴はこちらになります。
- 2011年EOS Kiss X4 (APS-C)
ダブルズームキット(EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS and EF-S55-250mm F4-5.6 IS)を購入
シグマ 30mm F1.4 DC HSMを購入
- 2014年EOS Kiss X7i (APS-C)
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMを購入
EOS Kiss X4 (APS-C)売却
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS売却
- 2016年EOS 80D (APS-C)
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを購入
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMを売却
EF-S17-55mm F2.8 IS USMを購入
シグマ 30mm F1.4 DC HSMを売却
- 2019年FUJIFILM X-T20 (APS-C)
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを売却
EF-S17-55mm F2.8 IS USMを売却
- 2021年EOS RP (フルサイズ)
RF24-105 F4-7.1 IS STM購入
RF50mm F1.8 STM購入
RF24-105 F4-7.1 IS STM売却
RF24-105 F4 L IS USM購入
- ???年???
EOS Kiss X4 (APS-C)
2011年に第一子が誕生することになり、予算10万円前後でデジタル一眼レフカメラを物色していました。
そんな中、評判の良かったCanonの『EOS Kiss X4 ダブルズームキット』を購入することになりました。
初めての一眼レフは、静止画はもちろん、動いている被写体もキレイに写真が撮れて感動しました。
その後、単焦点レンズ『シグマ 30mm F1.4 DC HSM』を購入し、ますますカメラが楽しなりました。
F値の小さなレンズで撮った写真のボケに感動した事を今でも鮮明に覚えています。
EOS Kiss X7i (APS-C)
次は『EOS Kiss X7i 』を購入しました。
当時ダブルズームキットのレンズの付け替えが面倒に感じており『EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM』が欲しくなりました。
当時はキャッシュバックキャンペーンがあったので、『X7i』の『EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM』レンズキットを購入しました。
『EOS Kiss X4』と不要なレンズを売却することで『EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM』単体で買うより安く買えました。
EOS 80D (APS-C)
カメラとレンズは中古市場で高く取引されると分かったので、必要なレンズと不要なレンズを売買しながら『80D』に辿り着きました。
『80D』は、カメラの性能自体には満足していましたが、重くなったこともあり持ち出す機会が減ってしまいました。
FUJIFILM X-T20 (APS-C)
その後、システムを軽くしたかった事、富士フイルムのカメラは色味がキレイという評判が気になったので、『FUJIFILM X-T20』を購入しました。
色味は評判通りキレイでしたが、オートフォーカス(AF)とユーザインターフェイス(UI)が悪いのがストレスでした。
EOS RP (フルサイズ)
私の中で「フルサイズはどうなのか?」「フルサイズを使ってみたい」という考えが常にありました。もちろん「APS-Cで十分」という意見があることは承知していますが、自分で使ってみないと納得できない部分もあったので購入しました。
カメラは高く売れるという実感もあったので思い切って『EOS RP』を買いました。
『RF24-105 F4 L IS USM』を購入したところ、さらに写真撮影が楽しく楽になりました。
初心者の方がいい機材を使った方が失敗が少ないと感じています。
『EOS RP』のメリット
1.性能が高い
まず肝心の性能ですが
「フルサイズのカメラは性能の高いものではないといけない」
「Lレンズ(キヤノンの描写力に優れた高級レンズ)が必要」
という考えは杞憂でした。
下の写真は『RF50mm F1.8 STM』という安価なレンズとの組み合わせで撮っていますが、APS-Cのカメラと比べると背景もよくボケます。
もちろん、Lレンズにすればさらに描写力は上がるのでしょうが、並単と呼ばれるレンズでも十分にキレイです。
また、常用ISO感度が40000まで使えるので暗い場所でもシャッタースピードを速くでき写真がブレずに撮れます。
同じ画素数のフルサイズセンサーとAPS-Cセンサーを比べた場合、個々の撮像素子の面積が2倍近くになるため、フルサイズセンサーの方がより多くの色情報を取り込むことができます。
引用元:マップカメラ
2.価格が安い(フルサイズミラーレス一眼としては)
カメラ本体と単焦点レンズ『RF50mm F1.8 STM』の組み合わせで15万円程度です。
『EOS R6』と単焦点レンズ『RF50mm F1.8 STM』での組み合わせでは30万円程度になるます。
予算と重さが気にならない方は『EOS R6』や『EOS R5』などを買うのもいいですが、予算が少ない方は『EOS R6』を変えるまで貯金するよりも『EOS RP』を買ってしまった方が機会損失が減るのでいいと思います。
3.軽い
『EOS RP』本体が485gで短焦点レンズの『RF50mm F1.8 STM』が160gです。
合計で645gなので、子供との散歩などにも躊躇せずに持ち出すことができます。
万が一写真を撮らなくても気にならない重さなので、気軽に使えるのがメリットです。
軽さは想像以上に正義で、どんなにいいカメラを持っていても撮らなければ意味はありません。
是非持ち出す頻度が高くなるカメラを手にして欲しいです。
4.高く売れる
カメラは思った以上に高く売れます。
2で挙げたような組み合わせで本体とレンズを15万円で購入しておいても、10万円以上で売ることもできます。
特にCanonのカメラは高く売れるように感じます。
これが『EOS RP』を買うきっかけにもなりました。
『EOS RP』のデメリット
1.バッテリーの持ちが悪い
『EOS RP』には『LP-E17』というバッテリーが使われていて、フル充電で、写真は200枚~250枚、動画は90分程度撮れます。
これは、『EOS R6』などに使われる『LP-E6N』というバッテリーと比べると写真で100枚程度、動画だと60分程度短くなります。
機種 | ファインダー(枚) | ライブビュー(枚) | 動画(分) |
RP | 200~210 | 240~250 | 90~100 |
R6 | 250~255 | 350~365 | 145~160 |
カメラ自体を小さくするためにバッテリーを小さくしているので、仕方のない部分だと思います。
ただ、運動会など長く使う時は心許ないので予備バッテリーが1つあると安心です。
2.動きものには弱い
『EOS RP』のシャッター速度は最大で1/4000秒、連続撮影速度はサーボAF時で4コマ/秒です。
『EOS R6』などと比べると動きものには弱いので、バスケットボールなどの動きの激しいスポーツを撮るのは厳しいかもしれません。
しかし、電車や運動会など、ある程度動きの予測できるものに関しては問題なく撮れますので日常で使う分には大丈夫です。
下の写真はビニール袋を追いかけているところです。ピントが甘いですが、何とか形にはなっているかなと思います。
まとめ
1年間『EOS RP』を使ってき使ってきて感じていることは、フルサイズのカメラは懐が深いということです。
『明るい場所で動かないもの』という条件ではスマホでもキレイに撮れます。
しかしながら、『暗い場所で動くもの』という条件ではスマホでは厳しいです。
フルサイズではどんな条件でも写真の納めることができますが大きく重いことがデメリットになります。
『EOS RP』は小さくて軽く、さらには安いのでハードルが低いです。
今現在カメラが値上がりしています。『EOS RP』も発売から時間が経過していますが値下がりの気配はありません。
「迷ったら買う。気に入らなければ売ればいい。」
というスタンスで手に入れると新しい世界が広がります!
もちろん高級機を持たれている方のサブ機としてもオススメのカメラです。
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