始めに
毎日35度以上の猛暑で・・・
暑いι(´Д`υ)アツィー
確かに・・・エアコンつけても冷えが悪い・・・
ということで、前から気になっていた窓用遮熱フィルムを購入したところしっかり効果があったので紹介していきます。
我が家のエアコン
我が家で使っているエアコンはパナソニックのエオリア(我が家のものは2年前に購入したCS-EX40-102-W)になります。このエアコンで16畳のリビングと隣接した6畳の和室の計22畳の空間を冷やしています。
ここで、詳しい人はピント来たと思いますが、”40”タイプのエアコンは本来14畳用として売られています。実際このエアコンの前は三菱の”56”タイプ(主に18畳用)を使っていました。
なぜわざわざ小さいエアコンにしたかというと”56”タイプより”40”タイプの方が効率がよく光熱費の削減に繋がると聞いたからです。
しかし、”40”タイプのエアコンに変更したところ夏場に冷えにくくなりました。レースのカーテンで直射日光ほ防いでいますが、効果は限定的です。
以前より夏が暑いので冷えにくくなっています!
買って数年のエアコンを買い替えることは出来ないので少しでも冷えやすくしようと遮熱フィルムを購入しました。
遮熱フィルムの効果
まずフィルムを貼る効果には次のようなものがあると言われています。
商品毎に効果が違うので詳しくは商品ページを見て下さい
今回貼ったフィルム
今回貼ったフィルムは、ゼロシート とKTJ 窓用フィルムになります。2つの商品の特徴は次のようになります。
商品名 | ゼロシート | KJT窓用フィルム |
ペアガラス | 〇 (Low-e非推奨) | 〇 (Low-e非推奨) |
目隠し効果の有無 | × | 〇 |
値段 | 高い | 高い |
今回我が家では1階部分をゼロシート。2階部分をKTJ 窓用フィルムにしました。理由は猫の空くんの脱走防止です。目隠し効果のあるフィルムはメリットもありますが、外から窓際にいる空くんが見えなくなるので、気が付かずに開けてしまう可能性があります。
子供同士で遊んでいるとついつい開けてしまうので・・・
また、我が家は田舎で隣家の目線も気にならないので特に目隠し効果の必要性は感じませんでした。
一方で2階をKTJ 窓用フィルムにした理由は値段が安かったからです。
2つともペアガラス対応になっていました
貼る時のコツ
今回、家中の窓にフィルムを貼ったのですが、その中で気が付いたことがあるので今から貼る人は参考にしてみて下さい。
窓を正確に測る
まず当たり前ですが、フィルムを貼る全ての窓の寸法を測ることが大事です。
窓ガラスのふちのゴムの部分から測りましょう!
例えば、腰高窓が複数あった場合に1つ1つの窓の大きさが違うことはよくあります。ですので、さぼらずに寸法を測ります。測る時は硬いタイプのスケールを使いましょう。ふにゃふにゃしたスケールだと上手く測れません。
図った長さのプラス2㎝を目安にカットする
フィルムは実際に貼る大きさ+2㎝を目安に切るといいです。真っ直ぐに切ろうと思っても曲がってしまうので、ある程度余裕を持たせると後で調整出来ます。しかし残し過ぎると窓に貼るのが難しくなるので余らせる量は最大でも5㎝までにします。
寸法キッチリに切れる人はピッタリサイズにすると後が楽です
よく切れるカッターを使う
カッターはよく切れるものを使います。フィルムは柔らかいので切れ味の悪いカッターを使うと上手く切れなくて仕上がりが悪くなります。
切れ味が悪いとイライラしちゃいます(*´Д`)
長めの物差しを使う
フィルムをカッターで切る時にはアルミ製の長い物差しがあると便利です。長さがあると真っ直ぐ切りやすくなります。
1mが邪魔な場合でも50㎝は欲しいところです
水をたっぷり使う
フィルムを貼る時には霧吹きで窓をたっぷり濡らします。
これでもか!というくらいびちょびちょに濡らしたほうが貼りやすいです
また、フィルムを貼った後にはフィルムの上からさらに水をかけます。スクレーパーが滑りやすくなるので空気を抜きやすくなります。
曇りの日や夜に作業する
最後に、日差しが強い昼間の作業は止めた方がいいです。窓ガラスを水で濡らす話をしましたが、日差しが強いと水がすぐに蒸発してしまいます。その為日差しがない時間帯に作業する方が無難です。
作業の難易度が変わります!
実際にフィルム貼って感じたメリット
ここからは実際にフィルムを貼って感じたメリットを紹介します
エアコンの効きが良くなった
今回フィルムを貼ることにした目的は「エアコンの効きをよくする」でしたが、貼ることでエアコンの効きがよくなりました。日差しが柔らかくなり、窓際の暑さが和らぎました。
エアコンの設定温度を上げることが出来るので省エネにつながりそうです!
強風時の安心感が増した
これまでは台風が接近しそうな時に、養生テープを貼って窓ガラスを保護していました。今回貼ったフィルムには飛散防止効果があるので、台風時も安心して過ごすことが出来ます。
目隠し効果
目隠し効果のあるフィルムを貼った2階の窓を外から見たところ室内は見えませんでした。外からの視線が気になる家庭では効果的だと思います。
実際にフィルム貼って感じたデメリット
ここからは実際にフィルムを貼って感じたデメリットを紹介します
室内が暗くなった
貼る前と比べると室内が暗くなりました。昼間は電気をつけない家庭も明るさが足りなくて付けるようになる可能性があります。
我が家は元々昼間も電気を付けていたので気になりません
気泡が入った
私の不器用さが原因ですが、気泡が入ってしまいました。完璧さを求める人は業者に任せる方がいいと思います。
レースのカーテンを使えば気にならないです!
目隠し効果
メリットで書いた目隠し効果ですが、デメリットもあります。そもそもフィルムの目隠し効果は明るい場所から暗い場所が見えにくくなる効果になります。
その為外からの目隠し効果があるのは昼間だけになります。一方で夜は電気を付けている室内から外を見ると自分の姿が反射して外の景色を見ることが出来ません。
眺めのいいタワマンに住んでいて室内から夜景が見たい人には向いていません!
遮熱フィルム以外でエアコンの効きをよくする方法
Low-eガラスなど遮熱フィルムを貼れない家では次のような選択肢もあります。
シェードをつける
日除けシェードをつけると窓から入る直射日光を防ぐことが出来ます。コスパもいいのでオススメです。ただし、欠点は風に弱いので強風時には使わないほうが無難です。
実際に我が家でも使っていましたが、強風時の取り外しが面倒になり使わなくなりました。
風の弱い地域や、マメな人にはオススメです!
内窓を付ける
そもそも遮熱フィルムを付ける目的は窓から入る熱を減らしたいからです。その為内窓を付けると遮熱フィルム以上の効果があります。
窓リフォームは国からの補助金も出る(2024年現在)ので検討する価値があります。
ただし、リフォーム工事のトラブルも聞くので、まずは相見積もりをとって相場観を知ることが重要です。
最後に
今回遮熱フィルムを貼ってとても満足しています。室内の暑さも改善されたように感じます。値段も手頃なので1部屋分だけ試しに付けてみるのも手だと思います。
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