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【初心者必見!】『EOS RP』で蛍を撮ってみた‼

camera
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そら
そら

あれれ・・・真っ暗だ(*_*)

きじとら
きじとら

どうしたの?

そら
そら

蛍を撮りたいんだけど全然撮れないの(*_*)

やっぱりストロボがいるのかなぁ。

きじとら
きじとら

蛍を撮るのは難しいけど、きちんとした手順を踏めば大丈夫!

あとフラッシュ・ストロボ撮影は厳禁だからやったらダメだよ‼

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蛍の撮影に必要なアイテム

蛍の撮影にはスローシャッターが切れるカメラ三脚レリーズが必要です。

今回は出来るだけリーズナブルな機材を使用しました。

今回使った機材
  • EOS RP(カメラ)
  • RF50 F1.8 STM(レンズ)
  • マンフロット befree(三脚)
  • RS60-E3リレーズ

現地での注意点

蛍撮影で注意すること!
  • フラッシュ・ストロボ厳禁
  • 虫よけスプレーを使わない
  • 大声を出さない
  • 私有地に入らない
  • 危険な場所に行かない

蛍のいる清流は護岸工事などしていないことが多いです。暗がりでは危険なため、出来るだけ明るい時間に現地に到着しておきましょう。

また、現地での撮影場所が指定されている場合は指示に従いましょう。

また、蛍は昆虫なので虫よけスプレーの使用は避けましょう。長袖、長ズボンを着用しましょう。

マナーを守って気持ちよく撮影しましょう。

設定

カメラの設定を解説していきます。

一見大変そうですが、下記の通りに行えば大丈夫です(STEPは入れ替わってOK)!

また、あらかじめ明るい場所(自宅など)で設定しておくことをオススメします!

カメラとレンズの設定
  • STEP1
    記録画質を『RAW』にする

    蛍の写真は何枚か撮影し後から合成する為、『RAW』で撮影します。

  • STEP2
    長時間露光のノイズ低減を『OFFにする

    長時間露光のノイズ低減を『ON』にすると、シャッタースピードを長くしたときに処理に時間がかかるので『OFF』にします。

  • STEP3
    フォーカスモードを『MF』にする

    暗闇では『AF』が反応しないので『MF』にします。

    ※切り替えスイッチがあるレンズではこの作業は不要です

    ↓レンズの横も『FOCUS』に合わせます↓

    ↓切り替えスイッチがあるレンズは『MF』に合わせます↓

  • STEP4
    AF補助光の投光を『OFF

    AF補助光を『ON』にすると光が周りの迷惑になるので『OFF』にします。

  • STEP5
    マニュアルモードにする

    『M』に合わせます(『FV』『B』でも可能です)

    今回は『M』で進めていきます。

  • STEP6
    シャッタースピード、F値、ISO感度を設定する

    蛍の軌道を長くしたい場合はシャッタースピードを長くします。

    F値は使用するレンズの解放F値(一番小さいF値)にします。

    ISO感度で明るさを調整します。

    今回の設定
    • シャッタースピード:20秒
    • F値(絞り)F1.8
    • ISO感度:100
  • STEP7
    ドライブモードを連続撮影にする

    レリーズ撮影時に、シャッターボタンをロックすると連続で撮影してくれるので楽です。

  • STEP8
    手ブレ補正を『OFFにする

    カメラ・レンズに手ブレ補正がついている場合は『OFF』にします。

    下のレンズの場合は『STABILIZER』『OFF』にします。

    三脚使用時の誤作動を防ぐために設定します。

カメラの設定についてのヒント

設定のコツとしては、F値を一番明るくし、シャッタースピード(10秒以上推奨)を決めたうえでISO感度で明るさを調整していきます。

ISO感度は周囲の明るさ、シャッタースピード、F値で大きく変わるので、何枚か試し撮りしてみます。

後から合成するので多少暗めで大丈夫です。

撮影

カメラの設定後、三脚に固定して撮影していきます。レリーズを使うと簡単に撮影できます。

同じ画角で何枚か写真を撮ります。予期せぬ光が入ってきて使えない写真も出てくるので、10枚は撮りましょう。

現像

今回はキヤノンユーザーが無料で使える『Digital Photo Professional 4』(以下『DPP4』)という現像ソフトを使っていきます。

他のメーカーの方はそれぞれで用意されているソフトを使うか、Photoshopなどの有料ソフトを利用してください。

比較明合成

今回は写真を『比較明合成』で合成していきます。

今回は8枚の写真を合成していきます。

比較明合成の手順
  • STEP1
    合成する写真を同じフォルダに入れておく

    同じフォルダ内の写真を合成するようになるので、必ず同じフォルダに入れます。

  • STEP2
    『DPP4』を開く

    『DPP4』を開いて先ほどのフォルダを開きます。

  • STEP3
    ベースとなる写真を選び、多重合成ツールを起動を開く

    今回は左上の写真を選びます。

    ※写真を選ぶ前に、ツールパレット使用してベースとなる写真を好みの明るさにしておいてもいいです

  • STEP4
    合成する写真を選んで合成方法を比較(明)にする

    今回はSTEP3で『MG_4427.CR3』を選んでいるので『MG_4428.CR3』以降を選択していきます。

  • STEP5
    続けて合成を選択する

    合成したい枚数合成していきます。

    今回は全て合成してみます。

  • STEP6
    名前を付けて保存する

    自分の分かりやすい名前にします。

まとめ

蛍の撮影は難しそうですが、手順を踏めば誰でもできます。

しかし、蛍だけ撮ることは想像以上に難しく、いい条件の場所は限られます。

今回の写真は右側に道路があり、車のライトが入ってしまっているので、画角を見直すかトリミングする必要があります。

一方で、写真のテーマを『自動車と蛍』にするとこのままでもいいのかもしれません(笑)

『EOS RP』は初心者向けのカメラですが、蛍の撮影も可能です。

ぜひチャレンジしてみてください!

追記

出来上がりに納得いかなかったのでリベンジしました。

今回の設定
  • シャッタースピード:20秒
  • F値(絞り)F1.8
  • ISO感度:200

ISO感度を100→200に変更した他は同じです。

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