『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』を購入しましたのでレビューしていきます。
始めに
『α6700 [ILCE-6700]』を購入たのですが、最初の1本目のレンズをどうするか考えていました。
上記を満たすレンズとして次の3つがあがりました。製品別の特長は次のようになります。
製品名 | E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G] | 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD (Model B070) | シグマ 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary |
価格 2024/4/12 | ¥139,341 | ¥81,340 | ¥75,000 |
構成 | 12群17枚 | 12群16枚 | 10群13枚 |
フォーカス | AF/MF | AF/MF | AF/MF |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 9 枚 | 7 枚 |
焦点距離 | 16~55 ㎜ 35㎜判換算:24-82.5㎜ | 17~70 ㎜ 35㎜判換算:25.5-105㎜ | 18~50 ㎜ 35㎜判換算:27-75㎜ |
F値 | 2.8 | 2.8 | 2.8 |
最短撮影距離 | 0.33m | 0.19m(WIDE)/0.39m(TELE) | W:12.1cm/T:30cm |
最大撮影倍率 | 0.2倍 | 1:4.8(WIDE)/1:5.2(TELE) | W:1:2.8/T:1:5 |
手ブレ補正機構 | ○ | ||
防塵 | ○ | ○ | |
防滴 | ○ | ○ | ○ |
フィルター径 | 67 ㎜ | 67 ㎜ | 55 ㎜ |
最大径x長さ | 73×100 ㎜ | 74.6×119.3 ㎜ | 61.6×76.5 ㎜ |
重量 | 494 g | 525 g | 290 g |
『タムロン 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)』
『シグマ 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary』
今回は最初の1本目ということもあり、『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』を選びました。描写とAFの評価が高かった事と、見た目の高級感(←ここ重要!)が決め手でした。
『タムロン 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)』と最後まで悩みましたが、『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』より約2㎝長いのがカメラバッグに入れた時に大きな差になると考えました。
メリット
使い勝手が良い標準ズーム
16~55 ㎜(35㎜判換算:24-82.5㎜)という焦点距離は広角から中望遠まで撮れるので使い勝手がとても良いです。
広角側の16㎜(35㎜換算24㎜)では景色を広く撮るのはもちろん、被写体に近付いて迫力ある写真を撮る事も可能です。
望遠側の55㎜(35㎜換算82.5㎜)では圧縮効果を狙ったり、ボケを生かした写真も撮れます。
もちろん標準域のレンズになるので35㎜や50㎜の単焦点レンズの代わりにもなります。
解放F値2.8
このレンズは解放F値が2.8になります。ズームをしてもF値が変わらないので使い勝手がよいです。フルサイズ用の解放F値2.8通しのズームレンズは大三元レンズと呼ばれ、各カメラメーカーが力を入れて作っています。
製品名 | E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G] | FE 24-70mm F2.8 GM II [SEL2470GM2] |
価格 2024/4/12 | ¥139,341 | ¥264,003 |
構成 | 12群17枚 | 15群20枚 |
フォーカス | AF/MF | AF/MF |
絞り羽根枚数 | 9 枚 | 11 枚 |
焦点距離 | 16~55 ㎜ 35㎜判換算:24-82.5㎜ | 24~70 mm |
F値 | 2.8 | 2.8 |
最短撮影距離 | 0.33m | 0.21m(W)/0.3m(T) |
最大撮影倍率 | 0.2倍 | 0.32倍 |
手ブレ補正機構 | ○ | |
防塵 | ○ | |
防滴 | ○ | ○ |
フィルター径 | 67 ㎜ | 82 ㎜ |
最大径x長さ | 73×100 ㎜ | 87.8×119.9 ㎜ |
重量 | 494 g | 695 g |
個人的には、APS-C専用の大三元レンズと呼んでもいいと思っています!
Gレンズ
『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』は『Gレンズ』となります。優れた描写力・AF性能・高級感ある見た目で所有欲を満たしてくれます。
Gレンズ
ソニーの光学テクノロジーを集約させ、優れた描写力を実現させた「Gレンズ」。高精度な非球面レンズ、なめらかで美しいぼけ味を生む円形絞り、ED(特殊低分散)ガラスなど、磨き抜かれた光学性能。
Gレンズならではの高解像と小型・軽量を両立した、ズーム全域開放F値2.8のAPS-C標準ズームレンズ
使用頻度の高い16-55mm(35mm判換算24-82.5mm)をカバーし、APS-C対応で初となるズーム全域で開放F値2.8を実現した標準ズームレンズです。高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ2枚、非球面レンズ2枚、EDガラス3枚を効果的に配置し、諸収差を良好に補正することで画面周辺までGレンズならではの高い解像力を発揮します。また、球面収差を最適化した設計と9枚羽根円形絞りの採用により、美しいぼけ味も魅力の1本です。開放F値2.8の明るさと、軽量かつコンパクトデザインを両立し、風景、ポートレートから日常のスナップまで幅広い撮影シーンで活躍します。
引用元:ソニー
デメリット
手ぶれ補正がない
手ぶれ補正がないのは人によってはデメリットになります。しかし、動きの速い被写体を撮る場合はシャッタースピードを速くする必要があるので、動きものを撮る人には気にしなくていいかもしれません。
また、『α6700 [ILCE-6700]』にはボディ内手ぶれ補正があるのでそちらでカバーできます。
『α6700 [ILCE-6700]』の為に作られたみたいです!
もう少し望遠側が欲しい時がある
もう少し望遠が欲しいと思う時があります。
望遠を重視する人には『タムロン 17-70mm F2.8 Di III-A VC RXD (Model B070)』がオススメになります。
単焦点レンズと比べると暗い
単焦点レンズだとF1.4やF1.8の明るさがあるので、それと比較すると暗くなります。室内や夜間の撮影には単焦点レンズがあると重宝します。
APS-C専用
『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』は高い描写力が魅力ですが、APS-C専用なのでフルサイズのカメラには使えません。フルサイズのカメラと併用したい人や、フルサイズのカメラに買い替える予定のある人は注意が必要です。
その代わり、中古市場で高額取引されているので高く売れます。
作例
JPEG撮って出しですが、作例を紹介します。
購入して間がなく使いこなしていませんが、雰囲気だけでも感じていただけますと幸いです。
最後に
『E 16-55mm F2.8 G [SEL1655G]』は『α6700 [ILCE-6700]』の為にあるレンズと言っても過言ではありません。手ブレ補正がない弱点を『α6700 [ILCE-6700]』のボディ内手ブレ補正で補完してくれています。
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